禁パチを成功させるために絶対に必要なこと。
それは「明確化」ですということをここで明確にしておきます。
パチンカスとは得てしてパチンコだけに焦点を合わせ、その他のことはあやふやにしてしまう習性があります。
見えているのに見えていないフリをするとでも言うでしょうか。
僕もパチンカス全盛期の時に上皿にペットボトルを立てて台確保されている台に座ってしまってそれにお金を入れようとする瞬間まで気づかなかったことがあります。
もはやあやふやどころの騒ぎではなくパチンコの液晶と換金所に続く出口以外は一切視界に入っていませんでした。
先天性全ツッパ症候群の末期の症状です。
そんな難病の末期患者だった僕も今では禁パチに成功したと断言していいほどの結果を残しています。
大切なことは冒頭でもお伝えしたとおり「明確化」。
あやふやにしていた問題を洗い出し、今の状況や目標を明確にすることで禁パチの成功率はグッと上がります。
ただ漠然と「禁パチしよう」と思うだけでは失敗することは火を見るより明らかです。
それほどまでにパチンコという悪魔の遊戯の魅力に抗うことが困難であるということをしっかりと認識しましょう。
今回は禁パチを成功させるために必要な「明確化」について講義をします。
この講義を受ければ禁パチに必要なマインドセットを学ぶことができます。
禁パチを検討している方はこの講義をしっかりと受講して明らかに確かな未来を掴む準備をしてください。
パチンコによって引き起こされている問題を明確化する
禁パチした方がいいかも〜なんて漠然と思っている間は禁パチを成功させることなど到底できません。
現状をしっかりと認識できていない可能性があります。
もしくは本当は認識しているのに気づいていないフリをしてしまっているかもしれません。
生活費に困っていたり、借金をこさえていないか。
気づいたら1日の大半をパチンコに費やしていないか。
健康や周囲の人たちとの付き合いに障害が生じていないか。
パチンコによって引き起こされる問題は様々あります。
しかもその問題は困ったことに無意識に引き起こされます。
さらに困ったことにパチンカスはその問題をかろうじて認識することができたとしても特に気にせず蔑ろにしてしまいます。
蔑ろ(ないがしろ-あってもないことと軽んずること-)はパチンカスの必殺技です。
もちろん僕も得意技で禁パチした今でもこの「蔑ろ」だけはよく披露しています。
しかし禁パチを成功させるためにまずはなぜ禁パチをしたいのかを明確にする必要があります。
そのためには生じている問題に目を背けることなく意識下におくことが必要になってくるので、己が引き起こしている問題をしっかりと洗い出して明確化しましょう。
面倒かもしれませんが紙に箇条書きしてみるのもいいと思います。
文字に起こして列挙された問題を改めて目で捉えると抱えている問題の重大性をよく把握できるのでおすすめです。
そして抱えている問題をしっかりと認識した上で本当に禁パチをしたいのか、禁パチをするべきなのかを今一度自分に問いかけてみてください。
おそらく多くの方が禁パチをした方がいい状況なのではないかと思います。
本当に禁パチをするべきなのかを明確化して覚悟を決めて禁パチに挑みましょう。
次は僕自身が抱えていた問題を紹介します。
①禁パチを成功させて借金を返済しよう
僕の場合は借金問題が当然のことながら大きな障害となっていました。
毎月の返済額も10万近くにのぼり、その他の生活費を合わせれば最低でも18万円以上は固定費として必要になります。
もちろん最低で18万なのでそれだけでは1日1食、しかも木の根っことよもぎでも採ってきて食べなければならない計算になります。
しかしパチンコに行くということは仕事をする日が減り、収入が減る。
そしてお金の工面に奔走して無事に支払いを終えてもわずかに残ったお金をパチンコに行って使い果たしてまた借金するという最悪の悪循環を作り出していました。
この最高効率でシステム化された循環を僕はもはや無意識に作り上げていたのです。
逆にすごい男です。
ですがそんな悠長に自画自賛している段ではないことは実はもうとっくの昔に気づいていました。
このままでは永遠に木の根っこを食べる本当に妖怪みたいな生活を送るハメになります。
よもぎは団子にすればおいしく食べられますが木の根っこはどうしたって好きになれません。
その他、友人たちからの飲みや旅行の誘いもお金がないからと断るのもいい加減しんどくなってきました。
なぜ禁パチするのか?
僕の場合は借金を返済して今の苦しい生活から抜け出すためです。
②禁パチを成功させてそろそろ人間に戻ろう
僕は今年でもう33歳になります。
わぁゾロ目だ!とパチンカス時代の僕ならば思っていたでしょうが、ふとした時に自分の人生の今後のことを考えました。
このままパチンコ第一主義政権で突き進んでいいのだろうか?
周りの友人との差は歴然で、将来に対する不安も年々増しています。
それを考えた時にこのままではCR牙狼金色になれで29連一撃58,000発出したことだけしか自慢できないしょうもない人生で終わってしまうことに気づいたのです。
死に際に痩せ細った手で看護師さんのお尻を撫でながら「わしゃ昔牙狼で30連一撃6万発出したんじゃぁ」とふかしながらゴミを見るような目で見送られながら絶命しながら後悔のために流す涙すらも既に枯れ果てていて素体ホラーの如く惨めに散っていく己の姿を容易に想像できました。
もちろんその後地獄に落ちて「ハーデスはどこじゃ?」と門番に尋ねている姿まで4K画質で想像できました。
っというのは半分冗談ですが、半分は本当に実現しそうという恐怖すら感じたのです。
気づくのが遅過ぎるとご指摘頂いたならばぐうの音も出ないのですが、せっかく人として生まれてきたのだからせめて残りの人生くらいは人間らしく生きていきたいと思ったのです。
銀玉の妖怪から人間に戻るためには禁パチをしなければならないということは最初から明確でした。
③禁パチを成功させて愛をつかむ!
僕は長年彼女がいませんでした。
最後にまともにお付き合いしていたのは学生時代にまで遡るので10年以上もフリーです。
その間はもちろんフリーにパチンコを打っていて彼女なんて存在はもう諦めていました。
「パチンコより面白い女がおったら付き合ってやってもいい」なんてラオウの如く上から目線なことを友人たちに冗談半分で言っていました。
しかし赤裸々過ぎて恥ずかしいのですが去年の末に密かにずっと好きだった人と再会を果たしたのです。
もう上記2つの理由で禁パチの決意を固めていたタイミングでダメ押しとなるこのイベントは僕の禁パチ成功への渇望をより強固なものにしてくれました。
持ち前の熱いハートを武器に運良くお付き合いすることができたのですが、結婚はおろか彼女すら想定しておらず、長年のパチンコ第一主義政権によって壊滅的な生活を送っていた僕には毎月の返済をこなしながらデート代を捻出するのは一苦労です。
しかし僕は必ず禁パチを成功させてまともな人間になってこの子を幸せにしたいと思いました。
彼女のために禁パチを成功させる必要があることはもはや生まれた時から明白でした。
というか彼女のためにも自分のためにも最初からパチンコなんかに手を出すべきではなかったのです。
問題解決のための計画を立てる
パチンコによって引き起こされている問題を明確化できたら、次はその問題を解決するために具体的な計画を立てましょう。
僕の場合は根本的な問題が借金なので借金返済のための計画をたてました。
まず借金がどこからいくらあって返済が毎月それぞれいくらずつ必要かを明確にするために表にまとめました。
あとは毎月の返済額と自分の生活費などを全てたして月にいくらの収入が必要になるかを逆算しました。
その他、方々に借りている借金の返済の優先順位を決めてひとつずつ潰していけるように計画をたてました。
あとはそれに従って今までパチンコで浪費していた時間を仕事に回し、収入を増やすだけです。
今ではようやくお金が回るようになってきて順調に借金を返済しています。
ちなみに人は高過ぎるハードルを目の前にすると途端に面倒臭くなって投げ出したくなる生き物です。
なので無理なく少しずつ改善していけるよう小さなハードルから着実に飛び越えていけるようなイメージで計画を立てるように心がけてください。
そしてそれらの計画をいつまでに達成させるのかも決めてください。
人は、特にパチンカスは期限を定めないといつまでもダラダラと過ごしてしまう習性があります。
その設定した期限に向けて無理なく実行できる現実的な計画を立てましょう。
これらの計画を達成するためには自ずとパチンコに行く時間を削る必要があります。
パチンコをやめるためにこれをしよう!ではなく、問題解決のためにはパチンコに行く時間がない!というモチベーションの持っていき方の方が僕個人としては気合いが入りました。
計画を実践すれば変化を明確に感じられる
計画を立てれば後は実行するのみです。
僕は仕事を増やして少しずつ借金を返していきました。
今まではパチンコにやられて毎月の支払い前にお金の工面に奔走していましたが、もう最近では工面の必要もなく多少の余裕を持って支払い日を迎えることができています。
まだまだ贅沢とは程遠い生活ですが、それでもパチンカス時代の苦しい毎日に比べると明らかに余裕のある生活ができています。
このように計画を実行していくと生活の変化を明確に感じることができます。
あ、わし今、人間やってる!ってなります。
今まで銀玉の妖怪として雑魚をやってた僕ですが、最近ではようやく人間の稚魚くらいにはなることができました。
その変化はとても嬉しいものです。
しかし変化を感じるとやる気がでますが、計画がうまくいかないこともあります。
その時はどうしてうまくいかないかを分析することも大切です。
計画は立てるだけでも、実行するだけでも意味がありません。
実行して改善してまた実行してというPDCAサイクルが重要です。
PDCAサイクルとはP(Plan計画)D(Do実行)C(Check評価)A(Action改善)の頭文字をとったものです。
要するに計画を達成させるために実行して反省して改善してまた実行してというのを繰り返してどんどん良くしていこうというものです。
どんどん改善していけばどんどん生活は良くなっていきます。
その変化を楽しみながら人間への道を進んでいきましょう!
問題がなくなった未来のことを想像してみる
計画を実行していく内に行き詰まったり、逆に余裕ができてしまったりすると再びパチンコの誘惑に駆られることもあります。
あれだけ強烈な悪魔の遊戯なのでそれは仕方がないと言えば仕方がないです。
しかしあれだけ苦しんできた生活を思い出してください。
その原因はそいつです。パチンコです。
わざわざ諸悪の根源に歩み寄ることは避けてください。
そのまま禁パチ生活を続けていればいずれは今生じている問題は解消できます。
その時に自分が何がしたいのかを想像してみてください。
僕は借金問題が落ち着いたら車で日本一週、とは言わずとも九州一周キャンプ旅に出かけたいと思っています。
もちろん余裕があれば日本一周も狙っています。
人間とはご褒美がないと頑張れません。
禁パチを成功させて問題を抱えてない生活に戻った時にやりたいこと、それをご褒美として頭の上からぶら下げてみてください。
やりたいことがないという方もいるかもしれません。
その場合は何もしないということもできます。
今までパチンコに使っていた時間はこの世で最も無駄な時間の使い方です。
そんな無駄な時間に比べれば部屋からぼけっと雲の流れを眺めるだけでも十分に有意義な時間です。
パチンカス時代に比べると毎日が充実して有意義な時間になるのでそのうちにやりたいことも見つかるかもしれません。
ちなみに僕のおすすめの趣味はもちろんキャンプです。
もし興味がある方はキャンプショップにでも行ってキャンプ欲を高めてみてください。
禁パチを成功させるため絶対に必要なことは「明確化」のまとめ
少々長くなりましたがお付き合い頂きありがとうございました。
パチンカスとは見て見ぬふりをする習性があります。
それは例え自分のことで、しかも非常に重要なことであってもです。
なのでまずはしっかりとなぜ禁パチをする必要があるのか?ということを明確に認識する必要があります。
問題を認識した上で自分の人生を改善させるための計画を立てて、着実に実行していきましょう。
パチンコと無縁の生活は心も財布も穏やかで非常に充実した毎日になります。
この講義で一人でも多くの方が禁パチの意欲を高めて、一緒によりよい人生を取り戻していきたいと思っています。
今回の記事のように自分の現状や禁パチの覚悟を明確化させた後に実践すると効果的なマインドセットの方法も紹介しています。
是非チェックしてみてください!
共に精進して明るく確かな人間界でお会いしましょう!
コメント