意欲的にラッキートリガー機を世に送り出している藤商事さん。
その中でもとりわけ異彩を放っている機種が今回の表題にあるP貞子だ。
破壊力抜群のこのラッキートリガーに触れてしまった私はこの台を非常に良質なクソ台と評価している。
まずその評価の根拠のひとつとして「7万発出したから」というものがある。
そんな偶然の産物を評価の根拠にしていいはずがないしこんなのただの自慢だよと思われた方もいると思うが、そんなことはどうでもいい。
偶然だろうとたまたまだろうと玉がいっぱい出ればそれだけで評価に繋がるのだ。
そしてただ本当に自慢したいだけなのだ。
だがしかしロストテクノロジーであるマックス機をもってしても今までの最高出玉は6万3千発程度だったのだが、このP貞子によって大幅にその記録を塗り替える形となった。
それはこの台の破壊的な出玉性能を裏付ける根拠ともなり、評価に値するはずだ。
そしてただ自慢したいだけとは言っても、当然私もパチンコの求道者として公平な評価というものを心がけているつもりだ。
非常に高い評価となる根拠は偶然の大記録以外にももちろんある。
出玉の上乗せ時に発生する当シリーズ定番の両手落下のアクションがこれまた秀逸過ぎてアヘアヘの向こう側まで運んでくれるのだ。
この台に頭をつっこんで寝て毎朝あの両手に起こしてもらいたい。
そんなことを思わせてくれる台というものが今までにあっただろうか?
それもまたこのP貞子の評価できるポイントだ。
その他にもP貞子の評価できるポイントを紹介したいのでぜひとも実戦の際の参考にして頂きたい。
破壊的な出玉性能を誇る超貞子RUSH
このP貞子においてまず語るべきはその破壊的な出玉性能を実現した超貞子RUSHについてだろう。
当ラッシュは継続率73%と決して高くはない。
むしろ73%なんて0に等しいなんとも心許ない継続率だ。
しかし大当たり時は最低で1,500発、1/2の上乗せ抽選に当選すれば1,500発が上乗せされる。
もちろん1/2を引き続ける限り青天井で1,500発が上乗せされるため、うまくいけば1回の大当たりで1万発以上の獲得も可能となっているモンスターマシンだ。
さらにその出玉速度も目を見張るものがある。
ラッシュ中の変動は高速消化となっており、次回大当たりまで無駄なく移行してくれる(その分単発だった時は瞬殺で終わるが)。
上乗せ時も数珠連ですぐさま消化となるため大量獲得時は台からの払い出しが全く追いついていない状況に陥るのだ。
実際に私が7万発を出した時も11時半に達成することができた。
10時オープンでおよそ1時間半で7万発もの出玉をゲロゲロと吐き出してくれたのだ。
しかも1撃ではなく2撃での達成だ。
1撃であれば1時間で達成していたかもしれない。
それほどまでの破壊力と出玉スピードは他に類を見ないと言ってもよいだろう。
出玉こそ正義のパチンコ台においてこのP貞子は大正義の評価を下すに値すると私は考えている。
手が落ちた時のヴゥーン
このP貞子の評価ポイントはもちろん出玉性能だけではない。
上乗せ時の両手役ものの演出もこれまた非常に秀逸なのだ。
バスッ(両手高速落下、画面暗転)
ヴゥーーーン(脳みそが吸い込まれそうになるような音)
ふぁー(ラッキーエアー噴射)
この1連の流れが上乗せを祝福してくれるのだが、アヘアヘし過ぎてラッキーエアーの風圧で吹き飛ばされそうになるほど頭が空っぽになるのだ。
出玉力ととんでもなくアヘポイントの高い歓喜の演出。
この2つを携えたP貞子の評価が非常に高くなることはもはや必然だろう。
毎朝顔面をあの両手でしばかれて起こしてもらい、ラッキーエアーに飛ばされながら通勤したいと思っているのはおそらく私だけではないだろう。
この上乗せ演出はぜひとも1度体験して頂きたいポイントだ。
通常時は並々ならぬ忍耐力を要する高難度の修行
破壊的な出玉性能と非常に秀逸な上乗せ演出を携えたP貞子だが、その恩恵を享受するための通常時はとにかく忍耐力を必要とする修行の如しだ。
まずは1/39で当選する祠チャレンジを待つ。
その祠チャレンジでは1/2でSチャッカーに入賞し、入賞時の1/17で図柄揃いに当選するという特殊なスペックだ。
よって実質的な図柄揃い確率は39×2×17で1/1326となる。
ヘソが大きいため千円あたり30回転前後を見込めるとは言え、これはなかなかに骨の折れる大当たり確率だ。
さらに40%の通常を引いた場合でも3,000発の出玉を獲得できるとは言え、通常だった場合は全身から力が抜けるような思いをするだろう。
しかし10%は3,000発+ラッシュ突入、50%は4,500発+1/2で上乗せ+ラッシュ突入となっている。
上乗せがうまくいけばいきなり10,000発以上を獲得してからのラッシュ突入といった夢のようなことが起きる可能性もないことはないのでぜひとも修行に耐えて、貞子を呪うつもりで玉の行方を追って欲しい。
ちなみに通常時は3つのモードから選択できるが、私のおすすめは最恐告知モードだ。
他モードは煩わしい演出が伴い、頼みの先ローリング予告も結構外しているお隣さんを見かけている。
しかし最恐告知モードであれば、S入賞時に両手が落ちてくれば当たり、落ちてこなくてもしばらく時間を置いたのちに貞子が出てくれば当たりという至ってシンプルかつ、食いしばりどころがわかりやすいため私はこのモード一択で打っている。
役ものはデキレ?
私がよく参考にしているP-worldの掲示板で議論を生んでいるのだが、どうやら肝心の玉を使った役ものは本当にただの演出で実際の抽選はもうヘソで済んでいるとのことだ。
いわゆるデキレというものらしい。
実際に私の隣で遊戯していた御仁も台から役ものに供給される玉が出てこないと言っていた。
でもなんか演出は起きよるけどね♪っと割と呑気な感じだったのだが、見てみると本当に玉は出てきおらず、当然Sチャッカーに入賞していないのだが演出が発生していた。
本件は私としてはデキレだろうとガチだろうと大当たり確率は変わらないためあまり評価に影響はないと考えているのだが、気になる方のために参考までに共有させて頂いた。
いずれにせよブチ当てて両手をヴゥーンさせるまでは打ち続けるしかないので内部状態は気にせずに遊戯することをおすすめする。
P貞子の評価のまとめ
ラッキートリガーという新時代を迎えて、私好みの超荒波スペックがホールを席巻するようになった。
その中でも異質な出玉力と天国と地獄のような高低差をもつ荒波を生み出すことに成功したP貞子。
私はこの機種のもつ圧倒的な出玉力と両手役ものの脳みそを破壊するほどの心地よさに触れた瞬間、非常に良質なクソ台の評価を下さざるを得なくなった。
その反面、通常時は特に評価に繋がる要素はあまりないため時には長い長い修行が必要になるだろう。
しかしその修行の向こう側にあの両手が待っていると思えば私はこの修行を難なく乗り越えられそうな気持ちにすらなるのだ。
安定性は皆無で延々とハマり続ける可能性もあるだけに、極端に賛否の分かれる台だと思われるが、私のようにとにかくアヘアヘを探しにホールに出かけているパチンカスにはとてもおすすめの機種だ。
ぜひとも1度、あの両手に脳みそを押しつぶされてみて欲しい。
ラッキートリガー自体に対する評価記事も掲載しているのでぜひこちらも参考にして頂きたい。
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