禁パチはこの世で最も守られることのない誓いとして確かギネスブックの背表紙の隅っこに載っていたような気がします。
僕も幾度となく禁パチ宣言をして幾度となく失敗してきました。
なんなら禁パチ宣言の回数より禁パチ失敗の回数の方がなんか多いような気すらします。
天地神明に誓ってパチンコをやめると固く決心したはずなのに、翌日になればその決心もどこへやら。
そんな自分に激しい嫌悪感を抱き、後悔と共にパチンコを恨む帰り道。
三日坊主って3日も禁パチが続いた徳の高いお坊さんのことを言うのだと当時は思ってました。
禁パチは本当に辛い苦行です。
しかし僕を含めて、実際にパチンコをやめられた人はこの世に存在します。
僕を含めて実際に禁パチに成功した人間は必ず「私にできたのだからあなたにもできます」と口を揃えて言います。
めちゃくちゃ胡散臭いけど実際にそれは本当のことです。
なぜなら元は本当にあなたと同じく何度も禁パチに失敗して苦しんできたパチンカスだったからです。
そんな僕も今では13年間のパチンコ依存症生活に終止符を打つことに成功しました。
だからあなたにも確実に禁パチは可能なんです。
今回は観察眼と分析力に定評がある僕が、今までの禁パチの失敗した原因を解明したので紹介していきたいと思います。
なぜ何度も失敗するのか?
失敗の原因を知らぬまま突き進むより、しっかりと原因を突き止めて改善していくことは禁パチ成功への近道です。
この記事で禁パチの失敗の原因を理解することができるので是非とも参考にして禁パチを成功させた後に優雅にワインでも飲みながらそう言えばそんな記事あったなwとたまにこの記事を思い出してやってください。
禁パチ失敗の原因①パチンコに行かないように仕向ける
禁パチをするぞと意気込んだ時にやりがちなのが自分で自分をパチンコに行かないように仕向けるということです。
当然ながら禁パチとはパチンコに行かないことなので一見すると何も間違っていない作戦です。
しかし人間は禁止されたものに手を伸ばしてしまう習性があります。
ただでさえパチンコなんてお金も時間も減る禁断の悪魔の遊戯なのに、ただでさえパチンカスなんて意志薄弱なのに、そこに禁パチという新たなる制約を設けてしまうと手を伸ばしたくてうずうずするのは当然です。
大学のレポートをしよう。
部屋の掃除しよう。
本屋に行ってみよう。
なんとかして予定を入れてパチンコに行かないようにしても結局はうずうずが止められずに手を伸ばしてしまいます。
無理やり予定を入れてもその先々にはどこに行ってもパチンコ屋はあります。
仕事に行こうと玄関のドアを開けたら目の前にキンキンに冷えたビールとホックホクのニンニクのホイル焼きがあるような状態です。
仕事前の飲酒と臭いのきついニンニクは厳禁だけど、、、食うよね。ガブガブ飲むよね。おかわりあるー?って聞くよね。
自分で自分をパチンコに行かないように無理やり仕向けるっていうのはそんな感じなんです。
本当はパチンコ屋に行きたいのにそれを禁じられれば行きたい欲はどんどん高まっていきます。
だからわざとパチンコ屋に行かないように仕向けるというのは禁パチ失敗の可能性を高めるのです。
禁パチ失敗の原因②パチンコ以外のものに興味をそらせようとする
禁パチのためにパチンコへの興味を他のものにそらせるという手段もひとつあります。
しかしそれは至難の業です。
なぜならパチンコより面白いものなどはないからです。
僕も禁パチのために無理やり興味が持てそうなものを探したことがあります。
友人がゴルフにハマってよく誘われていました。
パチンコ以外の趣味を見つけないといけないなとは思っていたのですが、穴に玉を入れる遊びはどうしたってパチンコの方が有利。
ゴルフなら一生に一回あるかないかでもパチンコなら250発の玉を打って15回前後はホールインワンできます。
無理やり見つけた趣味ではどんなジャンルであってもパチンコの優位性を主張することができます。
それほどまでにパチンコって面白いんです。
逆に言うと無理やり興味を持ったものなんて面白くないんです。
必要なのは好奇心をくすぐられて自然に発生した純粋な興味です。
パチンコをやめるために不自然に無理やり抱いた興味ではパチンコへの興味をそらせることはできないのです。
実際にはパチンコより面白いことってあるんですけど、パチンコ依存症の状態では残念ながらそれはわかりません。
禁パチ失敗の原因③安易な禁パチ宣言
安易に禁パチ宣言を連発するというのも禁パチが失敗する大きな原因です。
禁パチ宣言をすることで「自分はもうパチンコなんて打たない。パチンコとは無関係だ」と一瞬だけでもパチンコと距離をとることができます。
距離をとることで安心を得ることができます。
安心を得ると満足することができます。
しかし禁パチを宣言するだけで満足感を得てしまうので本来の目的である禁パチ自体をなおざりにしてしまうのです。
僕も昔、親に無理を言って進研ゼミを申し込んだことがありました。
これでしっかり勉強して受験もばっちりだ!と意気揚々としていたんですが届いた段ボールの中に敷き詰められた教材を見てそれで満足してしまったのです。
浅はかここに極まれしな僕はその教材たちを見てもうすっかり勉強した気になってしまっていたんです。
安易な禁パチ宣言もそれと同じように宣言しただけで禁パチに成功した気になってしまうのです。
目的を達成させるための手段を講じた段階で満足してしまうと目的を達成させることはできません。
なので固い決心が伴わない場合は安易に禁パチを宣言するのはやめておきましょう。
禁パチ失敗の原因④パチンコをやめようと思う
禁パチが失敗する原因はパチンコをやめようと思うことにあります。
もちろんこれは禁パチをしなければ失敗もないという因果論的なものではありません。
パチンコをやめようと思っている間はパチンコのことを考えてしまっているということです。
パチンコのことを考えている内は禁パチは絶対に失敗します。
禁パチに成功する精神状態というのは少なくともパチンコのことを考えていない状態のことを指します。
少し難しいかもしれませんがパチンコをやめようなんてすら思ってない状態です。
言うなれば小学生の時の精神状態です。
小学生の時はパチンコをやめようと思うどころか興味もなかったと思います。
禁パチを失敗させないためにはこの状態になるのが理想です。
勉強しなきゃ勉強しなきゃって思ってしまうと勉強がしたくなくなる現象と同じようなものです。
パチンコをやめなきゃやめなきゃと思ってしまうとパチンコしか打ちたくなくなるんです。
心とは本当にあまのじゃくで厄介なのです。
禁パチ失敗の原因4つのまとめ
今回は数多くの禁パチ宣言を失敗に終わらせてきた僕が実際に感じた失敗の原因4選を紹介させて頂きました。
①パチンコに行かないように仕向ける
②パチンコへの興味を他のものにそらせようとする
③安易に禁パチ宣言をする
④ぱちんこをやめようと思っている
①と②は行動と精神に制限を設ける方法ですが、禁じられた遊びが大好きな我々は禁じられれば禁じられるほど手を伸ばしたくなるので制限を設ける手法はかなり難しく今まで通り失敗すると思うのでおすすめできません。
そして③の安易な禁パチ宣言も心に不要な安心と満足感をもたらすだけなので禁パチへの断固たる決意が固まるまでは宣言するのはやめておきましょう。
④のパチンコをやめようと意識することがそもそも失敗の原因になっているというのは改善することは難しいですが、禁パチに成功した状態というのはパチンコのことなんて考えていない状態のことを指します。
この精神状態に今すぐなるというのは絶対に無理なので、あくまでも最終到達地点として意識してみてください。
禁パチに成功するには少しずつ、本当に少しずつでいいので意識を変えていってパチンコよりも優先されるべきことが本当はたくさんあるんだということを思い出す必要があります。
僕が実際に実践した禁パチのマインドセットなどを下の記事で紹介してますので是非そちらをチェックしてパチンコのことを考えている場合ではないということをしっかりと頭に叩き込んでください。
禁パチに失敗していた時期はパチンコを打たないようにしていましたが、自分の人生のことを考えるとパチンコのことを考える暇なんてなかったことに気づくことができます。
どの記事でも一貫しているのは禁パチを成功させるには本気で自分の人生のことを考える必要があるということです。
何度も禁パチに失敗してきた僕はこのことに気づくことができたので禁パチに成功することができました。
そんな僕だからこそ満を持してあの例のセリフをあなたに投げかけたいと思います。
僕にできたのだからあなたにもできる!
ぜひ禁パチへの決意を固めてポジティブに人生を歩んでいきましょう!
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